【完】★☆恋愛パスポート☆★
【駿side】(ほくろがない方)

俺は父親に捨てられ、養護施設で育った。俺には家族がいないと思っていた。

だから兄貴が、俺を見つけてくれ、真実を告げた時、俺は驚きと同時に嬉しさもあったんだ。

兄貴は俺をすごく大事にしてくれた。生活面の援助や精神的にも随分支えてくれたんだ。

俺はそんな優しい兄貴を尊敬してる。



そんなある日、兄貴が俺に「一緒に輝を演じて欲しい。」と言ってきた。

それで俺は、兄貴のそばで暮らすようになったんだ。

兄貴は俺に住む家まで与えてくれた。(ホスト寮)

俺は、兄貴にはすごく感謝してる。だから兄貴の言うとおり、輝になりきって演技してきた。

俺はでも、実はなんのためにそうしてるか、詳しい理由はよくわからない。

でも、いいんだ。兄貴を信頼してるから・・・・・


俺は兄貴のおかげで生きる目的ができたんだ。兄貴は俺の活力の源だ。









【The end.】
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