【完】★☆恋愛パスポート☆★
こうして、私たちの交際(同性愛)は、あっという間に、学校中に広まった。

覚悟はしていたので、それほど私は気にはしてないが、

私と奈優は、交際し始めて、

たった1週間で、生徒指導の先生に呼び出しをくらった。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



「お前たち、付き合ってるのは本当なのかい?」鈴木徹先生がまず聞いてきた。

「はい。」奈優が答えた。

「いいか、お前たちは、2人とも女なんだぞ。付き合うっていうのは、おかしいんじゃないかい?」

「でも、私達両想いなんです。」再び奈優が答えた。

「ただ仲良くしてるだけならいいけど、学校中あまりいい噂はないぞ・・・」

「kissとかしてるのか?」

「はい、もちろん。」奈優はためらいもなく答えた。

「困ったな・・・・・


とにかく、職員会議でも話題になった。」



「お前たちの恋愛は、学校側から、禁止になった。


このままだと、お前たちの両親にも連絡入れるぞ。」


「なぜ・・・私たちは何を言われても平気です。」


「そういう問題ではないだろ・・・・・とにかく、禁止だ。

kiss以上のことは、絶対にしてはいけない。いいな。」


「いやです。」奈優は答えた。私は何も言えなかった。


「これ以上エスカレートすると、停学もありえるからな。」


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