【完】★☆恋愛パスポート☆★
私は、自分の部屋に戻り、ベッドの上で泣いていた。

雨がものすごい勢いでふっている。

まるで、2人の涙を流すかのように・・・・・・



そこへ、電話が入った。プルルル、プルルル。


「もしもし、奈々か、大丈夫か?

今から、会えないか?」

和真先輩だった。


私はどうしたらよいかわからず、

「先輩、助けてください。」と泣きついた。

「今から、そっち行くから、待ってろ。」

「はい・・・・・お願いします。」

私は、涙が止まらなかった。
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