魅せられて


愛を貪るような
貪欲なSEX


肌を重ね合い
全身で高梨を求め
指先を絡めあった


永遠に時が
流れるように
ホテルの一室が
深海の海底に変わる


揺れるベットの上で
愛に溺れてゆく


息継ぎの出来ない
薄い酸素を
唇を重ね


互いの口へ
送りあう


SEXに蕩ける二人が
一心同体のように
混ざりあい


快楽の世界へ
引き摺り込まれていった


私は高梨に抱かれながら
汗ばむ裸体を摺り寄せ
気付いた事がある


高梨と言う男


愛された女性が
好きなのよね


私 諸橋に愛される女なのよ


私を
貪るように
愛してくれて
ありがとう


最後まで
高梨に
魅せられてしまったわ


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