高校生ー揺れる関係ー
「じゃあ、歩夢の性格とかまぁ、ともかく意見だしちゃいましょー!」
と、なんか話し合った後、本題に入ったみたい。

私は、嫌な予感しないから、耳を塞いだ。
歩は、隣で呑気に寝てた。

そして、そんな私たちを見て、栄一たちがマイクを取って・・・
「ツンデレ!」
「男子並みに強い!」
「優しい!」
「美人!」
「泣き虫!」
「乙女!」
など、マイク越しで言われた。

しかも、大音量だったから、寝てた歩は飛び起き、私はびっくりして、机の中に潜った。
それに、私のことに対しての意見だから、恥ずかしかった。

そして、散々意見を言って、私のあだ名は・・・
「お嬢様」になった。

それからは・・・みんなから「お嬢様」を連発されて、完璧にお嬢様扱いされた。
しかも、悪意たっぷりとね。
特に…栄一は!!!

実は、過去に栄一とメールした時に、あいつが勝手に壊れた時に新しい人格を生んでしまったことがあり、そんときの今、人格が現れたせいで私は不機嫌になった。
その人格は・・・執事キャラ。
だから、散々執事キャラ出されて・・・もう無理!

歩も、もう姫扱い。
帰りまで私たち2人は、損ばっかりした。
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