高校生ー揺れる関係ー
で、落ち着いたら、私は、私自身の意見を言った。
有紗を歩に任せて…、私は、有紗の前の席の椅子を取ってきて、座りながら。
「ねぇ?有紗。
有紗は、もう好きじゃないんだよね?」
「うん…」
「なら、有紗が選んだ事は間違ってないよ。
だって…有紗に気持ちがないのに付き合い続けるなんて、冬馬に失礼だよ。
有紗は、多分…傷つけた事に罪悪感を感じてると思うけど、それは違うと思う。
だって、恋愛って傷つくなんてつきものじゃん。
逆に…傷付かない恋愛は、ホントの恋愛じゃないよ!!
てか、死ぬ!とか只の冬馬が有紗を自分にとめたいだけの事じゃん。
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