高校生ー揺れる関係ー
そして、私は、冬馬を睨むように見て、
「入ってもいいなんて…言ってないよね?」
「あぁ…でも、有紗の泣き声が聞こえて…居てもたってもいられなくて…ごめん。」

「泣いてる理由分かってるよね?」
「勿論…俺に会いたくないんだろ。」
「なら、出ていて。
これ以上居たら、まぢでキレるよ。」
と、私は、強く言い放った。
冬馬は、頭を抱えていた。
有紗は、震えてた。

そして、冬馬が顔を上げ、私に言った。
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