高校生ー揺れる関係ー
「あ…実は電話の相手、冬馬だったんだ…。」

「「えっ!?」」
「ちょっ…電話してきたのって…栄一だよね!」
と、私は、急いで電話の履歴を見た。

「そうなんだけど…多分、栄一が私達が代わるときに冬馬に代わったみたい。」

「え…なら、有紗の携帯に掛ければよくない?」
と、愛海がいった。

「電話出なかったからだと…思う。」

「あぁー…だから、歩夢経由なのね。
でも、有紗の携帯に栄一が掛ければよくない?」

「あの…栄一も出なかったんだ…念のために?」

「あ…そういうことね…。
てか、歩夢?
何険しい顔してんの?」

「ムカつくんですぅー!
あいつ…明日覚えとけ~」
「まぁまぁー落ち着け歩夢!
あいつなりの考えなんだからーゆるしてあげな?」
「うぅ…で、でも「でもじゃありません!!」

「は、はいぃー!!
今回だけは許します」
(怒った愛海は怖いからなー)

そのあと、私達は近くのフードコートに移動した。

お腹すいたし、机とかも欲しいし(笑)

そして、なるべく人が密集してない空いてる席に座った。
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