高校生ー揺れる関係ー
「そうだな。
まぁ、これは想定内だったから、早めに来たのに余計な所で時間潰したから、意味なくなったか。」
と、言った栄一は横目で私を見た。
「はい、はい。
それは、どうもすみませんでしたね!!
てか、はやく並ぼうよ。」

「そうだな。
お前は入口で待ってろ。
俺が並んで買ってくるから。」

「そう?
なら、お金渡しとくわ。
入場料は…1000円か!」
と、財布からお金を出そうとしたら、栄一が私の財布を取り上げた。
「金はあとで貰うから、大人しく入口に行ってろ。」
と言って、取り上げた財布を返した。
そして、チケット売り場の行列に並んだ。
私は、しょうがなく入口に待つことにした。
人の邪魔してたし。
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