高校生ー揺れる関係ー
でも、栄一と一樹はお構いなしに魚に夢中。
けど、魚に夢中してた一樹が後ろで2人を見てた私に気が付き、近付いてきた。
そして、近付くなり、私が後ろに隠してた手を前に出させて、手を繋いできた。
そして、栄一を呼んでこっちに来させて、栄一とも手を繋いだ。
「ママ、パパとお魚さん見よ?」

「え…ママ?」「パパ?」
「「えっー!?ママとパパ!!!!!!!!」」

「一樹、俺はお前のパパじゃないだろ!!」
「そう、そう!!
私だって、一樹のママじゃないでしょ?」

「う…ぅ…ママとパパになってくれないの?」

「うぅ…泣き目で見ないでよ。
どうする?栄一?」

「そうだな…うーん…。
もう分かった!!
一樹、ホントのママとパパが見つかるまで俺らがママとパパだ!!」
と言って、一樹を肩おんぶした。
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