高校生ー揺れる関係ー

「いやさぁ、お前の中学の時の連れってほらぁーヤンキーなやつとかとにかく問題児とつるんでたからさ。
今の連れとは真逆だなぁーと思ったんだよ。
お前も大人しくなったな・・っと痛感したんだよ。」

「あのねぇーあたしの友達をそんな目で見てたの?
てか、あんたも人のこと言えないじゃん‼
私より荒れてたくせに。」

「いや、歩夢の方が荒れとったでね。
てか、俺はちゃーんと部活やら真面目に立派にこなしてるからな。」

「なら、そんな真面目にやってたのに公立行けなかったのかなー?」

「ぅ・・・・うるせぇー!」

「ぷっ(笑)
まぁー今なら笑い話にもなるんだしー気にするなよ。」

「さりげなしに話を丸く収めってんじゃねぇーよ!
そこまで腕を上げるとは・・馬鹿も成長したな。」

「あ゛??
うぜぇな・・・ここで絞めてやろうか?」

「おぉーそれは勘弁してくれよ!
さすが・・・樹龍の次期総長候補だな。
その血走った目はー和樹さん以上みたいやな。」

「次期って・・・・何の話だが。
和樹は、次期総長は違う奴を指名してるし、私は幹部候補だ。
間違えてんなよ。」

「あぁーそうなの?!
てっきり歩夢かと思ってたよ。」

「勝手に決めんな。
てか、樹龍は和樹が築いた族だから次期総長なんてありえない。」

「ふぅーん・・・そー思ってんだ・・。
まぁ、いいや。」