この恋、極秘恋愛につき社内持ち込み禁止
遠慮がちだった濡れた唇は、何度も触れ合ううちに強く激しく重なり合い。唇の隙間から洩れる吐息は熱く熱く私達の気持ちを高揚させていく……
無言のまま夢中で彼の柔らかい唇を求める。
こんな情熱的なキス、今まで経験したことない。キスだけで、こんなに興奮したこともない。
「なぁ、その邪魔なパジャマ……脱げば?」
銀の声が耳元で小さく囁く。
「う……ん」
キスを交わしながら片手で私のパジャマのボタンを外していく銀の手を思わず掴んでしまう。
「恥ずかしいよ。銀」
こうなることを望んでいたのに、イザとなると尻込みしてしまうヘタレな私。
「それでも見たいって言ったら?」
「……銀」
「今まで我慢してきたのに、俺を挑発しやがって……許せねぇ」
私の手を振り解き、あっという間にボタンを外すと肌に纏わりついていたパジャマを引き下ろす。
身をかがめる私を強引に抱き寄せると銀の唇が胸に押し当てられ、尖った舌が膨らみの上をゆっくり動きだした。そのなんとも言えない感覚に、思わず声が漏れそうになる。
「感じてるくせに声出せねぇって、俺に喧嘩売ってるワケ?」
「そんなんじゃないけど……」
だって、今まで恥ずかしくて声なんて出したことないもん。
「まだ、足りないってことか?」
不敵な笑みを浮かべた銀がお湯の中に手を入れパジャマのズボンに手を掛ける。
「ちょっ、ダメ……」
私の抵抗を無視し、イジワルな指が肌に触れた。
恥ずかしくて堪らない。これが大人の男性なんだ。余りにも慣れた手つきに私の胸がチクリと痛んだ。
女には不自由してないと言った銀の言葉が思い出され、果たして銀が本気で私のこと好きになってくれたのかと不安になる。
きっと銀が今まで抱いた女性は、私より大人で綺麗な人なんだろうな。
見ず知らず女性達に嫉妬してるまだ子供の私。