美しく咲き誇る



~男目線~


倒れてしまった舞に近づきその姿を見た瞬間

俺、僕等は赤い花という名の鼻血をふいた


桃色の乱れた着物
その着物から見える白い肌
十五とは思えないほどの色気
艶やかな唇に
すこし赤くなった頬

この姿を見て理性を崩壊できない男なんて数少ないだろう。

俺、僕たち男は今日この日

ある約束をした


“舞ニ酒ヲ呑マスナ”


と、言う約束を―――――――




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