再会‐8年越しの想い‐
「あら、誰の事かしら?」

「少なくとも俺や父さん、母さんのせいじゃないのは確かだ」

「まぁいいじゃない。朝からスリリングで」

明らかに自分と分かっていながらも、にこやかにそう言う姉さん。

「自分でもそれ味わってみればいいよ。悠、明日は姉さんにやってやれ」

テーブルに着いてトーストをかじっている悠にそう言うが

「お姉ちゃんだと、逆にやられちゃうんもん」

と返ってくる。

「私に挑もうなんてまだ10年早い!」

姉さんは満面の笑顔だ。
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