オオカミとお姫様
美容室に着き、詩音を美容師に託す。
詩音には聞こえないような声で『ゆるパー』を頼んだ。
絶対かわいくなる!


1時間後


「これで出来上がり。いい感じだと思うよ」

美容師の声。
鏡越しで詩音を見る。
ヤバっ…かわいすぎる。
てか、似合いすぎだ。

「似合うじゃん。見込み通りだな」

詩音はすぐに視線を逸らした。
恥ずかしかったのか。

美容院、初めてだったのかな?
だとしたら、それはそれですげー嬉しい。
詩音の初めてを俺がもらったんだ。
それだけで俺は満足だった。
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