うらしまさんとあずみちゃん
「小倉百人一首、ていうのがあってね」
あずみは島子に和歌のことで知っている限りのことを教えていました。
「なんだい、それは」
「いろんな和歌が一枚ずつの紙に書かれてるのよ。
そしてそれを読み上げられるたびにとっていく。上の句と下の句に分かれてるのよ」
「へ、へえ、そうなんだ」
「ね、またあれ、詠って」
「またかい。好きだねえ」
「だって好きだもん。おねがい」
あずみにねだられると、イヤといえない島子でした。
「あかねさす 日の暮れゆけば すべをなみ ちたび嘆きて 恋つつぞをる」
あずみは島子に和歌のことで知っている限りのことを教えていました。
「なんだい、それは」
「いろんな和歌が一枚ずつの紙に書かれてるのよ。
そしてそれを読み上げられるたびにとっていく。上の句と下の句に分かれてるのよ」
「へ、へえ、そうなんだ」
「ね、またあれ、詠って」
「またかい。好きだねえ」
「だって好きだもん。おねがい」
あずみにねだられると、イヤといえない島子でした。
「あかねさす 日の暮れゆけば すべをなみ ちたび嘆きて 恋つつぞをる」