無愛想な彼に恋しました
「それなら良いんだけど。それじゃ待ち合わせは…」
「待ち合わせは正門にしよう!」
「正門?でも初原、いつも裏門から帰って…」
「今日は気分転換に正門からで…あれ?」
…どうして荒城君が私がいつも裏門から帰ったの知ってるんだろ?
先に帰ったはずなのに、どうして…?
「何?」
「あ、ううん。何でもないよ」
そんな事は今はどうでもいい。今は、どうにかして荒城君としおりちゃんを一緒に帰らせるようにしないと。