無愛想な彼に恋しました
あれが、輝君に向けられている歓声だと分かると、どれほど輝君がモテテいるのか今更になって分かる。
あんなカッコいい姿を見せられれば、誰でもうっとりとしてしまう。
自分の彼氏がカッコイイと思われている事は素直に嬉しい。
だけど、その半面、嫉妬してしまっている自分が居る。
輝君のカッコよさを私だけが知っておきたいだなんて、我儘過ぎるって分かっているのに……。
こんな小さな事にさえ、嫉妬してしまう自分が子供に思えて情けない。
「はぁ……」
っと、ため息が漏れる。