無愛想な彼に恋しました


可愛くも首を傾けるちーちゃん。


いつもは一緒に帰るちーちゃんだけど今日は帰れない。


「今日、私が夕食の当番なの」


そう、私の家はお父さんとお母さんも働いている共働きという家族。


だから、週に何回か私が夕食の当番という日がやってくる。


「そっか、それじゃあ仕方ないね」


「ごめんね!ちーちゃんバイバイ!」


「バイバーイ」


ちーちゃんに名残惜しくも手を振って先に帰る。


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