禁断の放課後
あたしは、まだ頭の中が

ポォ~ッとして2時間目の英語の

授業が全く頭に入ってこなかった。

しかも・・・隣には亮哉がいるし汗

もお~~~~!!!

この席やだよぉ~苦


と、まぁ2時間目は終わり

やっと妙な威圧感から開放された。

でも、まだ3、4時間目がある・・・ 

憂鬱だなぁ・・・


その後もじっと我慢して

なんとか4時間目が終わった。

『はぁぁぁあ・・・』

大きなため息があたしの肺から

いっきに出た。

その後も、亮哉とはあまり会話もしなかった。





帰りの会が終わって

教室にだれもいなくなり

あたしだけになった。

あたしはスクバに物をつめて

ドアの方を向いたその時だった。。。



ドキッ!!!!!!!!!



ドアの所に重心を左にかたむけ

よりかかりながらこっちを見ている亮哉がいた。

小悪魔のようないたずらっ子のような

笑みをうかべながら・・・。


あたしは、いそいでその場を立ち去ろうと

ドアと亮哉のほんの少しの隙間から

なんとか抜け出そうと、お腹を引っ込めながら

通りぬけようとしたその時・・・






『・・・・・・まって。今日は帰らせないよ』
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