プラスチック


止め処なく零れる涙。

人前で泣くことなんてなかった。

しっかりしなくちゃ。
笑っていなくちゃ。
私は、平気。

そう、思いこませていた自分があっけなく崩れ去る。

「泣け泣け。ここだったら、だーれも見てないしな」

そんな言葉に、涙は更に溢れ出る。

だけど――――。


< 18 / 19 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop