気まぐれ王子とサル女



「宿題手伝ってー。お願い!」




私は爽太のお願いに即答した。



「無理。」


「第一、なんで爽太の宿題を
私がやらなきゃいけないわけ?
私に利益ないとか嫌だから。」




そんな私を見て、爽太は


「何でもいうこと聞くからさっ!
ねっ、いいでしょ?」





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