気まぐれ王子とサル女
◆優しさなんていらない
翌日
昨日のこともあり、
気分が悪かった私は
学校を休むことにした。
私、こんなにも爽太のこと
好きになってたんだ...
昨日の状景を見て
私の爽太への想いの大きさを実感した。
昨日の2人がキスしてる姿が
思い返されて、
涙が頬をつたった。
それからどのくらい泣いただろう。
気づけば穂香からメールが来ていた。
"七海大丈夫?
何でも相談乗るからね"
という内容だった。
ありがとう、穂香。