表と裏の顔を持つ美少女



詩音『......ねぇ』


桐斗「なんだ…」


詩音『なんで誘ったの?』


桐斗「あ?」


詩音『だから、なんで私を
誘ったの?』


桐斗「.......恋人とデートしたら
わりぃのかよ」


!!!恋人.......


詩音『....でも偽りじゃん』


桐斗「は?」


詩音『脅して私と付き合ってる
でしょ?偽りじゃん』


桐斗「..はぁ…」


なんでため息?


桐斗「俺は詩音が好きなんだよ」


はっ?


詩音『本気で言ってる?』


桐斗「当たり前だろ」


詩音『じゃあなんで…』


桐斗「バカか…人気モデルに
どうやって会って告んだよ
まぁ、あの時会ったのは
偶然だったけどな
それに方法が思い浮かばなかった」


詩音『だから脅して?』


桐斗「.............」


詩音『.............クスッ』


桐斗「なに笑ってんだよ…」


詩音『...だって』


桐斗「チッ…」













< 35 / 151 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop