君に逢いたくて~最後の手紙~
そう思った私は、味噌汁を
一口飲んだ。


うん。


おいしい…。



「大丈夫?」


美夏…。


「うん。大丈夫」



私がそう言うと、美夏とおばさんは
ほっとした顔をした。



そのあと、私は少しだけど、
温かい卵焼きを食べ、
病院に行く準備をした。



病院にはおばさんも美夏もついて
来てくれる。




「梨衣奈ちゃん、車に乗って」



「はい」



私たちはおばさんの車に乗って、
病院に向かった。
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