君に逢いたくて~最後の手紙~
そう言われたけど、


今のところ問題ないし、
大丈夫だろう」



「ほんとに?」


「うん」



「で、そのあとしばらく家で
休んで、体を元に戻した。


退院したときはまだ、
細い体だったから。


そして決めたんだ。


高校生になったらもう1度、
梨衣奈に会いに行くと。


でもなかなか引っ越せなくて…。


やっと…帰ってくるくることが
できたんだ」



優斗。



そんなことがあったんだね。


知らなかったよ…。



私は…



一生懸命頑張って、
一途に思ってくれてた優斗のことを
忘れて…隼人という恋人を
つくってしまった…。



私が優斗を裏切ったから、
あんなひどい目みたんだ…。


自業自得だね…。


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