君に逢いたくて~最後の手紙~
「で?どうしたの?」



あっ。そうだった。



「うん。あのね、私、今から帰る。
優斗も迎えに来てくれたし。
今日はありがとね」



「そっか。帰っちゃうのか…。
…また、会えたらいいね」



そう言った円華の顔は悲しそう。



「うん!また会いにくるよ!」



だからそんな悲しい顔しないで。



「うん!じゃあ、またね」



円華が私たちに手を振る。




「バイバイ」



「さよなら」



私も優斗も、手を振り返し、
駅まで歩いて行く。




円華、本当にありがと。



円華と出会えてよかったな…。



「円華ちゃんっていい子だな」



「うん。そうだよね」



私たちは手をつなぎあって歩いた。




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