君に逢いたくて~最後の手紙~
「…そっか…。大丈夫って、
伝えといて」
「うん」
私が優斗の体のそばに手を置くと、
優斗は私の手を包みこんだ。
優斗の手は温かくて、
優斗が生きてるんだって証をくれる。
「…梨衣奈…ごめんな…。
ずっと一緒にいられなくなっちゃった」
そう言って弱々しい笑顔を見せる。
「…ううん。私は大丈夫だから…」
私は強く笑って見せた。
でも本当は全然大丈夫じゃない。
目にはうっすら涙が溜まる。
「無理しないで…。今にも泣きそうな
顔してるよ?」
優斗は私を抱きしめた。
優斗には何でもお見通しなんだね。
ほんとに…。
優斗がいなくなるなんて考えられないよ…。
伝えといて」
「うん」
私が優斗の体のそばに手を置くと、
優斗は私の手を包みこんだ。
優斗の手は温かくて、
優斗が生きてるんだって証をくれる。
「…梨衣奈…ごめんな…。
ずっと一緒にいられなくなっちゃった」
そう言って弱々しい笑顔を見せる。
「…ううん。私は大丈夫だから…」
私は強く笑って見せた。
でも本当は全然大丈夫じゃない。
目にはうっすら涙が溜まる。
「無理しないで…。今にも泣きそうな
顔してるよ?」
優斗は私を抱きしめた。
優斗には何でもお見通しなんだね。
ほんとに…。
優斗がいなくなるなんて考えられないよ…。