君に逢いたくて~最後の手紙~
1年前、私が中3の時の
夏休み。


その時私には悠馬(ゆうま)
という彼氏がいた。


悠馬に告白されて、付き合い始めた。


もちろんその時も優斗のことが
忘れられなかったけど、悠馬は
優しくてかっこよくて、
温かかった。


私たちは毎日ラブラブで…。


とても楽しかった。


夏休みの間、私たちは
いつもお互いの家に遊びに
行っていた。


そして、8月中旬になった今日も
私は、悠馬の家にお邪魔していた。


「梨衣奈、大好きだよ」


耳元で甘く囁かれる。


私は今、悠馬の部屋でにいる。


「…可愛いな…」


悠馬は私の手を片手で握り
もう片方の手で、私の顔を
持ち上げる。


「…んっ……」


そしてキスをする。


それはとても甘くて、
心地よいキス。


「…んっ!…」


え…?


悠馬、私の胸触ってる?


「…ぃや!…んー」


私は、初めてで急な行動に、
怖くなって必死に抵抗する。

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