【完】保健室で君と××~プレイボーイとイケナイ恋愛授業~
「……委員長、口開けて」
少し息を乱しながら、そう見つめてくる
香坂。
もう正常に働いてくれない頭では、なん
で香坂がそういうのかもわからなくて。
「委員長、もっと気持ちよくなりたいで
しょ?」
そんな甘い誘惑の言葉に、私は素直に口
を半開きにしてしまった。
「委員長、可愛い」
クスッと笑ってそう言い、また顔を寄せ
てきた香坂を、私は拒めなかった。
香坂の熱は、危険だ。