あたしの隣は指定席



あたしが声をかけても起きなかったから川辺くんの肩をたたいた。


「あっ?誰…?」


「ご、ごめんなさい。声かけても起きなかったから」



起きた時の川辺くんの顔が怖かったからあたしはとっさに謝った。




「なんだ、凛か、」


川辺くんはあたしの方を見てそういった。
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