なんで俺じゃあかんねん
学校にもちょっとは慣れてきたくらいの、
そんなある日の昼休みのことだ。
チャイムがなり、
やっと、飯や~~!
空腹の俺は立ち上がった。
「リキト、斉藤。飯行こう。」
俺らは、男子の昼のたまり場になっている食堂で弁当を食うのがきまりみたいになってて、いつもそこに3人で行っていた。
俺は、いつものように弁当をとりだし、教室をでるつもりだった。
だったはずが・・・・
「坂井くん!!」
知らない女子の声に反射的に動きを止める。
まだ1週間くらいしかたってないから、あたりまえやけど
目の前にはしゃべったこともない女子2名。
・・・えっと、誰?
首をかしげながら、名前を呼ばれた手前無視もできず、女子たちを見下ろす。
「写メとらしてもらってもいい?」
・・・はあ?
「なんで?」
いきなり、写メ?
しかも知らん奴に。
「坂井くん、女子の間で"この学年で一番かっこいいんちゃうか"って噂になってんねんな?
それで、坂井くんのことまだ見たことない子たちが、顔みたいって言ってて。」
なんや、それ・・・・。
そんなんホンマに知らん。
「あかん?」
いや、あかんとかそういう問題じゃないような・・・。
そんなある日の昼休みのことだ。
チャイムがなり、
やっと、飯や~~!
空腹の俺は立ち上がった。
「リキト、斉藤。飯行こう。」
俺らは、男子の昼のたまり場になっている食堂で弁当を食うのがきまりみたいになってて、いつもそこに3人で行っていた。
俺は、いつものように弁当をとりだし、教室をでるつもりだった。
だったはずが・・・・
「坂井くん!!」
知らない女子の声に反射的に動きを止める。
まだ1週間くらいしかたってないから、あたりまえやけど
目の前にはしゃべったこともない女子2名。
・・・えっと、誰?
首をかしげながら、名前を呼ばれた手前無視もできず、女子たちを見下ろす。
「写メとらしてもらってもいい?」
・・・はあ?
「なんで?」
いきなり、写メ?
しかも知らん奴に。
「坂井くん、女子の間で"この学年で一番かっこいいんちゃうか"って噂になってんねんな?
それで、坂井くんのことまだ見たことない子たちが、顔みたいって言ってて。」
なんや、それ・・・・。
そんなんホンマに知らん。
「あかん?」
いや、あかんとかそういう問題じゃないような・・・。