なんで俺じゃあかんねん
うわ、混んでるなあ・・・・。
食堂に入ると、時間も時間なだけあって見渡す限り席がない。
「場所あるか?」
二人に尋ねると、二人とも苦い表情。
「おお!!坂井らやん!」
困っていると、誰かに名前を呼ばれた。
見ると、同じバスケ部の奴ら4人が溜まっていた。
「あれ?おまえら、何してんねん。」
「飯食ってんねやろ?」
「ちゃうって。昨日まで来てなかったやん。」
「うん。一回な、来てみてんよ。
ここええな~。俺らも、今日からここで飯食うことにせえへんか?」
一人が他の3人に促す。
すると、口をそろえて同意の返答が返ってきた。
「ってことで、俺らも今日から混ぜてや。」
そうなると、毎日バスケ部の1年全員で飯食うことになるな~。
今年入ったバスケ部1年は7人。
全員ここにいる。
なんか・・・・俺ら、めっちゃ仲ええみたいやん。
いや、別に悪いってわけじゃないけど。
っていうか、こいつらの名前知らんわ。