なんで俺じゃあかんねん
名前もわからん4人組のテーブルに
他のとこからなんとか3つイスをもらってきて混ざった。
「おまえら、階ちがうかったから今まで全然しゃべれんかったし
これを機に親睦深めよ!
これから2年半くらいお世話になるしな。」
俺の左の奴がニコニコしながら言う。
さっきからよくしゃべってる奴。
俺を呼んだ張本人。
なんか、小動物みたいに人懐っこい奴やなあ。
てか、毛茶色すぎやろ。
「おまえ、染めてる?」
「いんや。地毛や。」
地毛!?めっちゃ茶色いな~。
ええな。
うちの学校染めたらあかんし。
地毛でそんだけ茶色いなんて・・・。
「俺な~とくに、おまえと話してみたかってんよ!坂井。」
毛茶色い奴が俺を見る。
「なに?てか、ごめんやけど、俺おまえの名前知らんで?」
いずれバレることやし、早い方がいいと思って切り出した。
「ええ!?自己紹介したやん?」
「覚えてない。ちなみに、あいつらの名前もわからん。」
そう言って斉藤やリキトと絡んでる3人を見る。
「おまえ、最悪やな~。」
名前覚えてないだけで、最も悪かよ。