君の血と僕
それから、

僕は実夕と暮らしている。


実夕の血は、毎日寝る前に、

少しだけいただく。

あまりに元気になりすぎて、

実夕を困らせることもあるけれど。

でも、もう彼女が病院に運ばれることはなくなった。



僕はハーフだ。

バンパイアと人間の子。


中途半端な僕。

それでも僕が好きだと言ってくれる。

僕は彼女が大好きだ。

君の血は

僕そのもの。

君の血と僕の物語。
< 22 / 22 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:2

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

幽霊部員。
高木良/著

総文字数/5,880

ミステリー・サスペンス29ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
幽霊部員って、 来ない部員のこと。 でも、うちの部室は、 本物の幽霊が出ることで有名だった。
お説教。
高木良/著

総文字数/7,858

恋愛(純愛)46ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
部下に、ゆとり世代とやらが、入ってきた。 仕事に対してのやる気、夢、 そんなのがひとつも感じられない彼。 彼を変えようと必死な私。 でも、変わっていったのは私のほうだった。
うそつきおおかみ
高木良/著

総文字数/8,483

恋愛(その他)43ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
私の彼は 仕事をしていない。 パチンコに行くか、 ゲームをしている。 なのに 私は幸せだった。

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop