『ピュアに恋して』~秘密な関係~ドリーマー
不動産屋が薦めてきた物件は
駅から程近く
こんな場所に
こんな建物が
まだあったんだと思われるほど
レトロで昭和の匂いのする
二階建てのアパートだった。
かつて白かっただろうアパートの外壁に
何やらツタがはって来ていて
外壁全体を被いつくそうとしているようだった。
「あのここって他に誰か住んでます?」
「ええ、二人ね。
まあ、あんまり会わない人だと思いますよ。
それにこの物件のいい所は裏庭なんですよ。
ここの人達もね、この裏庭が気に入っていてねえ。」
「・・・・凄い。まるで別世界みたい」
駅から程近く
こんな場所に
こんな建物が
まだあったんだと思われるほど
レトロで昭和の匂いのする
二階建てのアパートだった。
かつて白かっただろうアパートの外壁に
何やらツタがはって来ていて
外壁全体を被いつくそうとしているようだった。
「あのここって他に誰か住んでます?」
「ええ、二人ね。
まあ、あんまり会わない人だと思いますよ。
それにこの物件のいい所は裏庭なんですよ。
ここの人達もね、この裏庭が気に入っていてねえ。」
「・・・・凄い。まるで別世界みたい」