『ピュアに恋して』~秘密な関係~ドリーマー
そこは裏庭というより
もはや森だった。
東京の片隅に
何故こんな所がまだ存在するのかと
いうくらい木々が生い茂り無駄に広い。
中央に大きなクスノキが
太い枝をたくさん横に縦にと広げている。
そのクスノキの根元に
白いベンチが一つ置いてある。
たったそれだけなのに
妙に癒されるそんな風景だった。
土の香り、小鳥のさえずり、静かな異空間
「ここにします」
香奈は裏庭に魅せられ
即座に契約を決めた。
もはや森だった。
東京の片隅に
何故こんな所がまだ存在するのかと
いうくらい木々が生い茂り無駄に広い。
中央に大きなクスノキが
太い枝をたくさん横に縦にと広げている。
そのクスノキの根元に
白いベンチが一つ置いてある。
たったそれだけなのに
妙に癒されるそんな風景だった。
土の香り、小鳥のさえずり、静かな異空間
「ここにします」
香奈は裏庭に魅せられ
即座に契約を決めた。