湖都子のポエム

ほしい


ぐずぐずしてたら
本当にほしいものは、手に入らない
今すぐに「ほしい」って、言わないと

何を迷う必要があるんだ?
大切なものなんだ
つらぬきたい想いがあるんだ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
また、この間の喫茶店
蓮と美佳

蓮「あのケバいやつら、お前の友達?」
美佳「クラスメート…」
蓮「愛ちゃんもクラスメート?」
美佳「友達…」
蓮「愛ちゃんとなんかあった?」
美佳「何があったかわからない」
蓮「どういうこと?」
美佳「この間ここで会ったときの噂聞いた?」
蓮「聞いたから、今日きたんだ」
美佳「そっかー、その噂の後からこんな状況なんだ」
蓮「俺たち、カップルでもないのに、なんで噂になったんだか…」
美佳「知らないよ…本当に迷惑!蓮君の好きなのは愛里でしょ?」
赤くなる蓮
蓮「そうなんだ、愛ちゃんは全く気づいてないけど」
美佳「愛里…なんで気づかないんだろう?クリスマス会の時にも、愛里にしか話しかけてなかったのに」
蓮「わかりやすかったか…」
美佳「愛里以外は気づいてた」
蓮「それなのに、美佳ちゃんのこと好きだと思ってるらしいんだ」
美佳「なんで…」
蓮「俺がクリスマス会の時にひとめぼれしたって噂を信じたらしく、キューピッドのつもりらしい」
美佳「キューピッドって…」
蓮「愛ちゃんが離れて、ケバいのがきたってことは、ケバいやつらに何か言われたんじゃないか?」
美佳「そうかも…」
蓮「このままじやダメだな」


喫茶店に愛里を呼び出した
蓮「急に呼び出してごめん、ちゃんと話したかったんだ」



蓮と美佳、それぞれ大切な愛里のために
動き始め…
こんがらがった関係は…





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