湖都子のポエム

ずっと…


色々なことがあったからこそ
今があるんだね

これからは、一緒に笑っていたい
いつまでも…ずっと…

まわりの目なんて気にしないで
いつまでも変わらない
どんなときも…
ずっと…このままでいたい

けんかもするだろう
でも、来年の今日も…
一緒に笑っていたい
ずっと…笑っていたい

ずっと…
一緒にいられるように
遠く離れてしまわないように

ねー…
隣でずっと…笑ってて

キミの笑顔が好きだから
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
蓮「俺と美佳ちゃんの噂のことなんだけど、何を聞いた?」
愛里「最近の?」
蓮「そう、最近の」
愛里「クリスマス会の時にひとめぼれの話?」
蓮「誰にひとめぼれ?」
愛里「美佳にでしょ」
蓮「そこから違う…、好きなのは美佳ちゃんじゃないから」
愛里「違ったの?美佳のこと好きだから…こないだきたんじゃないの?」
蓮「違う…」
愛里「でも、二人でデートしたよね?」
蓮「誰かに…騙されて…したな…」
愛里「騙されてって…キューピッド…」
蓮「何がキューピッドなんだ…」
愛里「私がしたのって、余計なこと?」
蓮「余計なことだ」
愛里「今度はちゃんと頑張るから、誰が好きなの?私の知ってる人なら、協力するね、蓮君に言われたら断る子なんていないよねー」
蓮「目の前にいるから、勝手に名前聞けば…」
愛里「やっぱり美佳なんじゃん…」
蓮「目の前にいるのは誰だよ…」
愛里「他の席…?」
蓮「なんで気づかない?お前だろう…」
愛里「私?ありえない…嫌われてるのに…」
蓮「嫌いなんて言っとことないだろ?」
愛里「嫌いっていうか、クリスマス会に無理やり誘われて迷惑だって言ってたんじゃ?」
蓮「そんなこと、言ってないだろ」
愛里「慎君のバンドの人に言ったんじゃ?」
蓮「言ってない、あいつらが何か言ったのか」
しまった…という顔をする愛里
蓮「こんなところで言うつもりじゃなかったけど、愛ちゃんが好きだから…」
愛里「えっ?えっ?えっ?」
蓮「俺に言われたら断る子なんていないんだろー?」ニヤリと笑って返事を待つ
愛里「まだ会ったばかりだし、そんな風に思ってなかったから、ごめんなさい」
蓮「お前、嘘ついたな…断る子なんていないよねーって言うから言ったのに…」
愛里「いや、あの、えっと…なんで私なんか」
蓮「私なんか…じゃない、お前がいいんだ」
愛里「ひとめぼれの相手は?」
蓮「お前…だろ…」
愛里「う、うそー…」
蓮「クリスマス会の時にじゃない、けどな…」
愛里「会ったことなんてないよ?」
蓮「飛び入りでバンド演奏した時…だよ」
愛里「あのときいたの?恥ずかしい…あの、蓮君のことよく知らないし」
蓮「友達からでいいよ」
愛里「それなら…」
蓮「よろしく♪」
叶わないと思ってた廉の恋が、動き始め…た


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