湖都子のポエム

ブリザード…


熱っぽい眼差し 
視線を向けられれば
無関心を装う

あいつらを睨みつけながら
なに、仲良くしてんだ
どういうつもりだ

ものすごい凍えるようなブリザードが吹き荒れ
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大学生の彼ができた…らしい愛里
でも、前約束した通り弁当作ってくれていた
めちゃめちゃうれしい

愛里「先輩、お弁当作ってきました」
笑顔で渡され…るところで…
マネージャー「勇気のは、いつも私が作ってるから」と、愛里に弁当を返していた
はー?作ってもらったことないし…
と、思ってると
愛里「ごめんなさい」と、立ち去った
俺の弁当…

他の部員に声かけられて、弁当渡してる
遠目からみても、豪華な重箱の弁当、おにぎり
スープまであるみたいだ
「そこらの店よりうまい」「チョーうまい」
食べたかったなー

マネージャーから渡された弁当を食べた
まずっ…
気持ち悪い

午後の試合…
不調で、途中で交代
弁当もらってた1年が出て、活躍してる

愛里も見ていたのに…
くそまずい弁当食べたせいで不調だった勇気
逆に愛里の弁当食べてた1年は活躍して

試合が終わった後…
愛里「司くんお疲れ様、活躍してたね」
司「先輩の弁当パワーのおかげッス」
愛里「そんなことないよ、司くんの実力だよ」
って、フワッと微笑んだ
愛里「じゃねー」って、手をふって帰っていった。俺には見向きもしない…




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