湖都子のポエム

心の奥で…

諦めようと思っていた
キミに会うまでは…

キミが好きだよ
覚悟決めたよ
絶対に奪いに行く

やっぱりまだ好きなんだ
キミの笑顔を独り占めしたい
まだ諦めたくない

心の奥で…
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愛里のこと諦めようと
誘われた集まりに行った

忘れようと思っていた愛里がいた
春人と一緒にきたんだ…
まだ胸が痛む

ずっと見ていた
相変わらずもててるね…春人
居づらそうな愛里
見ていると、目があった
春人のところから離れて
俺のところにくる愛里

夏弥「どうしたの?」
愛里「居づらくて…」
夏弥「…たしかに、相変わらずもててるね」
愛里「あ…迷惑だったら、他に行くけと…」
夏弥「俺も入りづらい雰囲気で一人だったから全然迷惑じゃないよ」
愛里「よかった」と、微笑む
2人で他愛もない話をしていると…時間が過ぎて、春人に呼ばれる愛里
チッ…心の中で舌打ちする

次の店に行く話…か
俺は帰ろう…
って、思っていたら
愛里も帰るって…どうせ2人で帰るんだろう
なのに、まわりの女達が騒いで
愛里だけ帰る話になったのか…
春人が一人で帰せないって言っても…
騒ぐ女達
夏弥が一緒に帰ることになった

愛里には悪いけど
心の中で喜んだ

家まで送って行った
このまま…奪い去りたい
心の奥で…


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