湖都子のポエム

恐怖


怖い…
逃げられない

助けて…
誰か…

いやぁ…
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バイトが終わって、自転車で帰ろうとしていたら、ハルの彼女に声かけられ
近くの公園に行った

彼女「ねー、ハルに近づかないでよ、あんたうざいんだよ」
愛里「全然会ってません」
彼女「あんたいい加減にしなよ」
と、手をつかまれ、そのまま公園のトイレに連れ込まれる
男が3人いた
ガシッと2人の男から足と手を押さえられる

彼女「あんたたちの好きにやっちゃって」
悪魔の囁き

もう1人の男が、洋服を破いて下着が見える
愛里の胸があらわれ
「でかっ」と、胸をさわってくる

彼女は、その様子をビデオに撮っている

愛里「いやぁ…助けて」叫んでも、誰もこない

愛里「だれか…ハルくん助けてぇ…」

急に何人もの足音が聞こえた

誰が連絡してくれたのか、警官がきて、助けてくれた

ハルくんもいた
ハル「愛里、大丈夫か?」
全てを癒やすように
包み込むように
愛里を抱きしめた

ハルのぬくもりが
痛みを全部消していく

ハル「もう大丈夫だから…」
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