恋愛日記


「やった、俺お前ん家行くの超楽しみ」

って、こんな笑顔向けられたら訂正できないよ〜

少しテンションが上がっている彼とは逆にどうしようと考える私

そうしている間に今日の授業が終わってしまった。

いつものように放課後、手を繋いで帰ると

最近ではまわりにからかわれるようになった。

「おーラブラブだな、お前ら」

って言ってくるクラスの男子に

彼が「うっせーよ」

って照れながら返しているのを見るのが密かな楽しみでもある。

色々な話をしながら20分歩くと、私の家についた。

ガチャリと鍵を空け中に入ると

「誰もいねぇの?」

そう彼は尋ねた。






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