恋愛日記
でも、たまたま最初に気づいたのが私なだけであって、
他の人が気付いたら
そっちに行ってしまうんじゃないかって
不安になったりはする。
そんな事を考えながらぼーっと彼を見ていると
「どうしたんだよ」
って言いながら笑った。
「別にー」
私がそう答えると
彼は私の髪に手を伸ばしくしゃくしゃと髪を撫でた。
「もう!私猫じゃないんだからね!」
彼に見てもらうために毎日しているセット。
それを彼は平気でくしゃくしゃにするんだから