昔の好きな人
当時から人気者で他学年でも有名だった彼。
そんな彼をいつからか本気で好きになった。
ま、有名な彼と地味な私に接点があるわけなくあっけなく卒業してしまったが。
だから彼が入社してきたとき本当に驚いた。
まぁ、だからといって今更どうこうという気はない。
もう大人。
それに・・・
“ピリリッ”
携帯が鳴り、画面を見るといつもの名前。
「はい?」
『もしもし?おれ!』
「わかってる。なに?」
『今日残業なんだ。メシおいといて』