極上☆ラブパワー



「す、住むっていうか…」


「住みますよ。僕達、秘密を共用してる仲ですから」


「なに?」


岳さんが顔を歪めて、夏木さんが僕を止めようとする


「ちょっと!!」


弱みを握ってるなんて、かっこわるいが仕方ない


こうなったら何にでもすがってしまえ


ここでは僕が社長だと知ってるのは目の前の女だけなんだから


「うっわ、マジかよ」


「だから今日はその挨拶に来たんです。同居人はこれだけですか?たしか3人と……」


「実は確かまだ仕事だよ。そうですよね、岳さん」


「……あぁ」


「そうですか」




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