極上☆ラブパワー
「というか、家はまだなのか」
こんなに歩くなんて聞いてないぞ
車で来ればよかった
もう足がパンパンだ
「もしかして、疲れてるんですか?」
「あ?」
「普段から運動しないからですよ」
「おまっ、口を慎め」
会議とか忙しいから運動が出来てないだけだ
断じてサボっているわけではない
「…おい、まだ……」
―――ピリリリッ
僕の胸ポケットで携帯が震えた
「……鳴ってますよ」
「あぁ、今出る」
僕は不機嫌で通話ボタンを押した