極上☆ラブパワー



会長の言葉にあたしは絶句した


あたしのこと、そんな風に思ってたんだ


そのことにかなりのショックを受けた


やっぱりこの人達にとってあたしは“格下の庶民”


身分が違いすぎるってこと?



「お嬢さん、どうなんだ?」



会長の鋭い瞳があたしを捉えた



「え?あ……」


「あれ、君は確かデパートの…」


「は、はい」


会ったこと、覚えられてたんだ



それが良いことか悪いことか


どちらかといえば…
いや絶対悪いことだよね



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