極上☆ラブパワー
困惑して「どうなってんだよ」と口ぱくする僕を、あ然と見つめる兄貴
「心配をかけるようなことはするな。お前は私のデパートの社長なんだぞ!」
珍しく本気で心配されてるみたいだ
なんだ、この人にも人の心があるのか
今まではろくに心配すらしなかったクセに
「…今日は悪かったよ。心配かけて」
「本当だ。どうして暗闇になんか行ったんだ」
「……知ってて言ってるんだろ?」
そう言うと父さんは身体を離して僕を見た