極上☆ラブパワー
「落ち着きましたか?」
「…なんとか」
「……あの、なにかの症状ですか?」
「………」
「…青条さん?」
「発作だ」
「えっ?」
「暗所恐怖症なんだよ」
このことは主治医と僕しかしらない秘密だ
トップにいる僕は、弱点が命取りに成りかねない
だから隠してたのに
まさかこんな女に打ち明けることになるとは
「それは大丈夫、なの…?」
「あぁ。暗がりにいなければ発作は起こらない」
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